右も左もわからず飛び込み、必死に駆け抜けた、雄大なアフリカ大陸。思えば無謀なチャレンジでした。
なに不自由ない日常を離れ、頼れるものは自分自身だけになった時、大切なものに出会いました。
ただただ『生きる』ために精いっぱい闘うこと。自分を信じること。そしてなによりも、やり遂げた瞬間の、あふれんばかりの輝き。このような貴重な体験ができたことを、誇りに思います。
そして、2005年。
未熟なあまり、思うように走れなかったサハラ砂漠に、私たちはもう一度挑みます。
不安や恐怖はもちろんありますが、私たちと同じように悩みを抱えて生きる現代女性たちが、ひとりでも多く前向きになれるようにエールを贈りたい。
小さな一歩でも、重ねれば必ずゴールに辿り着くことを、見てほしい。そんな思いが、私の勇気になるのです。
みなさま、今年もこんな私たちと一緒に、サハラを走ってください。
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