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　日本の女性たちは、ヨーロッパやアメリカの女性たちにくらべて、素敵なカーライフを楽しむのがちょっと苦手。

　理由のひとつは、日本では都会の一人暮らしでクルマを所有するには、コストがかかり過ぎること。デザイナーズマンションに住んで、ブランドのお洋服を着こなして、有名レストランでディナーを楽しんで、というドラマのような生活をしている女性でも、クルマにだけはなかなか手が出せない。
だから、クルマのある生活の素晴らしさがわからないし、伝えられない。
ファッションにしてもフードにしても、これだけ流行を創るのが上手な女性たちなのに、クルマだけは、男性に主導権を握られっぱなし。
クルマが生活の必需品である地方在住の女性たちは、お手本となる憧れのカーライフが存在しないから、せっかくクルマと過ごす時間が多いのに、魅力を感じられない。
これはほんとうに残念なことだと思う。

　ふたつめの理由は、女性は教習所に行く前から、クルマの運転はとても難しく、危険なものだという先入観を持ってしまっていること。
これは男性たちに責任があると思う。女性に大きいクルマは難しいから、速いクルマは危険だからと決めつけ女性のために小さくてカワイイ軽自動車や小型車を作って、女性の気を引いたんだもの。
本当は、大きなクルマにだって運転しやすいものはたくさんあるし、小さいクルマの方が衝突した時に弱いから、よっぽど危険なのに。
そんな先入観があるから、ほとんどの女性はどんなクルマが本当に自分に似合っていて、自分のライフスタイルに必要で、かつ自分にとってプラスなのかを、正確に選べていない。

小さいクルマに乗っていれば間違いない、という考えは、もう時代遅れ。
あなたには、もっともっとあなたを魅力的にしてくれる、本当に似合うクルマがあるはず。
ここで紹介するのは、私が独断と偏見で選んだ、女性を輝かせる、キレイに効くクルマたち。きっと今まであなたが知らなかった新しいカーライフが待っているはずです!

カーライフ・ジァーナリスト丸茂亜希子
※	これはごく普通の女性の視点で書いています。どこかのオジサンたちが書いている「女性向けのクルマ」なんて記事とはまったく違うので、ビックリしないでね。